多目的国際ターミナルの将来像
敦賀港は、日本海側港湾として阪神・中京の二大経済圏に最も近いという地理的特性を活かし、物流拠点としての重要な役割を果たしています。対岸諸国との国際貿易やフェリー・RORO船航路を活用した物流により、日本海側で第2位の取扱量を誇っています。
多目的国際ターミナルは、海上物流のニーズに応え、福井県のみならず、広く背後圏の貨物を取り扱うため、5万トン級の大型貨物船が接岸可能な大水深岸壁(-14m)を有しています。隣接する用地25.4ha(現在17.6ha)については日本海側最大級の面積を誇っており、輸送に関しては、市街地を通らずに国道8号線バイパス、北陸自動車道敦賀ICに5分でアクセスができます。
また、現在2023年度中の供用開始を目指し、ふ頭用地の埋め立て及び岸壁の延伸工事を進めております。延伸工事完成しますと130m延伸→全長660mの連続3バースの岸壁を予定しております。貨物の集約化、効率化、埠頭用地の拡張による物流の効率化を目指します。
ターミナル面積 | 17.6ha | |
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コンテナヤード | 6.5ha | |
バルクヤード | 2.1ha | |
エプロン | 0.6ha | |
背後保管ヤード | 6.5ha | |
港湾関連用地 | 2.5ha | |
その他(臨港道路、緑地等) | 6.1ha | |
岸壁 | 鞠山南A岸壁 280m×1バース(-14m) | |
荷役機械 | ガントリークレーン | 1基 |
吊上重量 | 50.1トン | |
アウトリーチ | 32.0m | |
受変電棟 | 延床面積 150.0平方メートル (鉄筋コンクリート造) | |
照明塔 | 4基(18灯×2基、12灯×2基) | |
リーファプラグ | 12口(440V) | |
係留能力 | 50,000トン級 |